統合失調症の栄養療法
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統合失調症の栄養療法 2
統合失調症をビタミンを取ることで、解消していこうとする研究は多くの研究者が行っています。
その研究者たちの理論を紹介していきます。
また、各治療法には、追加情報も加えております。
カナダの精神医学者エイブラム・ホッファー氏による研究
・アドレノクロムについて
ホッファーは、統合失調症の症状とよく似た症状を引き起こす、メスカリンという化学物質に着目しました。
そして、アドレナリンの構造がメスカリンの構造とよく似ていることを発見。
その後、アドレノクロムという物質の研究者であるハチェオン教授の話よりアドレノクロムに注目しました。
ホッファーは、
・ノルアドレナリンがメチル群を拾い上げて、アドレナリンとなる。
・アドレナリンが酸化して、アドレノクロムとなる
という式を提示しました。
アドレノクロムが統合失調症の原因となるならば、アドレナリンを抑制すればよい。
アドレナリンを抑制するにはノルアドレナリンにメチル群が加わるのを防げばよい。
ビタミンB3(ナイアシン・ナイアシンアミド)は、メチル群を拾い上げるので、
ビタミンB3によりノルアドレナリンがメチル群を利用できなくすれば、
アドレナリンの生成を減少させることができると考えました。
ファイファーによるヒスタデリアは、ヒスタミンが過剰であると考えているが
ホッファーによれば、ナイアシンは、体内のヒスタミンを低下させていき、
また、アスコルビン酸はヒスタミンを破壊するらしい。
なので、ナイアシンはどちらの研究でも重要な役割を担っています。
・クリプトピロールについて
エイブラム・ホッファーは何千という患者の尿を検査し、急性統合失調症の患者の75パーセントにクリプトピロールが検出されることを発見しました。
尿検査でクリプトピロールを検出された患者にナイアシンアミド・ビタミンB3を与えると、症状は軽減しました。
なお、ビタミンB6は、トリプトファンをビタミンB3に変換するのに必要です。
ファイファーがピロルリア患者にビタミンB6を与えるとよいとしているのと一致します。